【こどもの日】RPG風作曲家イラスト、アニメ風、RPG風、ヒーロー風クラシック音楽特集2020年

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12590603856.html
2020年5月5日

《転載開始》

RPG風クラシック音楽家 2020-5-4.jpg
Classical Music Composers like a Role Plaing Games
画材:製図ペン・アクリル絵具・ケント紙(B5)
完成:2020年5月4日(修正:5月6日)
 
子どもためのクラシック音楽をブログで紹介するにあたって、
それに相応しいイラストを添えたいと数年前から思い続け、
昨年やっと習作めいたものを描いたものの、
時間が無かったために、不満だらけな出来栄え。
【夏休み】RPG風作曲家イラスト(習作) 映画音楽風アニメ風クラシック音楽特集!!
2019年8月29日
そもそも、こどもの日に描けなかったので、
夏休みに描いたわけで。
しかもギリギリです。
 
今年こそはと思ったものの、別の絵を制作中だったという事もあり、
背景無しのこれまた習作っぽい作品。
 
でも、前回よりはレベルは上がったと思います。
 
来年こそは、RPGのパッケージデザインレベルのものを描ければ、
と思います。
 
作品解説ですが、
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(ベートホーフェン)は勇者、
ヨハネス・ブラームスはドワーフ、
アレクサンドル・ボロディン(バラヂーン)はマイク・ハガー、
フランチェスカ・カッチーニは魔法使い。
 
マイク・ハガーは、RPGではなく、ベルトアクションゲーム、
「ファイナルファイト」(Final Fight)の主人公の一人ですが、
リアルタイムでこのゲームをやりこんでいた高校時代、
ボロディンとハガーが似ていると思っていました。
Borodin_Haggar.jpg
作曲家および化学者Alexander Borodin Porfirievich – Ilya Repin - 芸術家による絵画の説明図
ハガー|CHARACTER|CAPCOM:MARVEL VS. CAPCOM: INFINITE 公式サイト
 
二十歳前後には、
ハガーとボロディンを合体させたパロディイラストを描くべく、
鉛筆による下書きまで描いていたものの、
例の集中力の無さのためにそこで止まっていました。
でもやっと、高校時代の思いを形に出来たと。
 
晩年のブラームスはむさ苦しい髭面のおじさんですが、
若い頃は美青年だったので、次回描く時は、
若い頃のブラームスとフランツ・リストをコラボさせようかなと。
 
ヴァーグナーやショパン、シューマンも出したかったですが、
スペースや時間の都合上、次回に持ち越しとなりました。
 
カッチーニ(Francesca Caccini)は、
イタリア・バロック音楽の作曲家、声楽家、リュート奏者、
音楽教師。
歌劇「ルッジェーロの救出」(La liberazione di Ruggiero)は、
女性が作曲した初めてのオペラの一つとされ、
妹のセッティーミア・カッチーニ(Settimia Caccini)も作曲家。
フランチェスカ・カッチーニ - Wikipedia
Francesca-Caccini.png
Francesca Caccini ~ Girl Museum
 
さて、毎度毎度、
主にこどもの日を狙ってこの企画を毎年行っております。
アニメ、RPG、ヒーローもの等に実際に使われているというのではなく、
使えそう、使われていてもおかしくないクラシック音楽という意味です。
あくまで私の「主観」でそう思っただけですので、
異論はあるかと思います。
 
昭和のアニメ、RPG、ヒーローものの音楽をイメージしておりますので、
お若い方にとっては特に違和感あるかも知れませんが。
 
また、「○○という曲がそれっぽいよ」というリクエストも募集いたします。
(多分来ないだろうなぁ)
 
今年のこどもの日は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ目的で、
緊急事態宣言発令に伴う不要不急の外出自粛の要請により、
お店の多くが休業を強いられているかと思います。
 
新型コロナに関して、まあ、色々と情報が錯綜としております。
それこそ、陰謀論も含めて情報に目を通しております。
 
そういった情報の是非は置いといて、恐らくは本来ならば、
日本各地で子どものためのクラシックコンサートが
開かれる筈であったと思います。
 
それが、新型コロナで中止に追い込まれているかと思います。
ならばと、お家で子どものためのクラシックコンサートでも
洒落込めば良いのではないかと思った次第です。
 
それでは行きましょう!!
 
アニメ風
Classical Music like the Anime Songs!
 
ホラ・スタッカート(管弦楽版)
Hora staccato pentru orchestră(1942)
原曲:グリゴラシュ・ディニク
Grigoraş Dinicu(1889-1949)
編曲:パンチョ・ハララノフ・ヴラディゲロフ
Pancho Haralanov Vladigerov
Панчо Хараланов Владигеров(1899-1978)
ディニクは、ルーマニアの作曲家。
この作品は、原曲はヴァイオリン独奏曲ですが、
著名なヴァイオリニストのヤッシャ・ハイフェッツが、>
ヴァイオリンとピアノのための版に編曲し、演奏した事で、
世界的に有名な曲となりました。
 
恐らく、クラシック音楽初心者のためのオムニバスCDに、
収録されているものと思われます。
 
ここにご紹介するのは、フルオーケストラ版です。
ブルガリア国民楽派を代表する作曲家、ヴラディゲロフによるもので、
昭和時代のお笑い番組やギャグアニメのOPみたいな雰囲気?
なので、この版ももっと知られるべきと思っています。
「はっじまっるよ~ッ!!」という声が聞こえてきそう?
 
ノルウェー狂詩曲第1番
Norsk Rapsodi Nr. 1(1919-1920)
ヨハン・ハルヴォシェン
Johan Halvorsen(1864-1935)
三部形式の管弦楽作品。
「森のどうぶつたちの愉快な行進曲」とでも呼べる様な第1部、
民謡「寝過ごしてしまった」(Jeg lagde meg så silde)を用いた、
1970年代の哀愁の歌謡曲みたいな第2部、
「森のどうぶつたちの愉快なお祭り」とでも呼べる様な第3部。
最後は大団円を迎えます。
そういえば、この作品が書かれて今年で丁度100年。
 
ハルヴォシェンは、日本では一般的に「ハルヴォルセン」と表記され、
スヴェンセンやグリーグらによって推し進められたノルウェー国民楽派の、
更なる発展に貢献した作曲家。
 
交響組曲「ラトヴィア舞曲集」より「貧しい踊り」
Nabaga deja - Simfoniskā svīta "Latvju dejas"(1883-1884)
アンドレイス・ユルヤーンス
Andrejs Jurjāns(1856-1922)
小鳥が踊っている姿を想像してしまいます。
ユルヤーンスは、ラトヴィア国民楽派の開祖と見られています。
明解な作品が多いので、もっと注目されるべき。
 
フランドル狂詩曲
Vlaamse Rapsodie(1931)
マウリス・スフマケル
Maurice Schoemaker(1890-1964)
主要主題の雰囲気が、
ディズニーアニメの「ピノキオ」に登場するキツネ、
ファウルフェローの歌う歌
「Hi-Diddle-Dee-Dee」(ハイ・ディドゥル・ディー・ディー)
に似ているという。
 
ほぼ同時期に、
ミシェル・ブリュッセルマンス(Michel Brusselmans)
マリニュス・ドゥ・ヨング(Marinus De Jong)
ジャン・アプシル(Jean Absil)
アルベール・ルーセル(Albert Roussel)
も同名の作品を書いており、
前2者は昔のアニメっぽい感じが似ています。
特にヨングの方は、クライマックスが
ディズニーランドのお祭りのBGMに使えそうな雰囲気?
知名度のある後2者の方は崩れ度合いが強く余り好きじゃない。
いずれもYouTubeに出ています。
 
スフマケルは、ベルギーの作曲家。
読み方が分からず「シューメーカー」等と英語風表記する人もいます。
20世紀に活躍ながらも、ロマン派的国民楽派の穏健な作風を堅持。
 
3つのルーマニア交響舞曲
Trei dansuri simfonice românești(1949-1951)
(Suită pentru orchestră)
パウル・コンスタンティネスク
Paul Constantinescu(1909-1963)
アニメ「世界昔ばなし」のBGMにでも使えそうな、鄙びた感じ。
コンスタンティネスクは、20世紀ルーマニアの作曲家。
 
RPG風
Classical Music like the RPG Music!
 
「スウェーデン狂詩曲第3番」(ダーラナ狂詩曲)
より「悪魔のポルスカ」
Djävulspolskan - Dalarapsodi (Svensk rapsodi nr 3)(1931)
ヒューゴ・アルヴェーン
Hugo Alfvén(1872-1960)
ダーラナ狂詩曲は5部形式を採っており、
その第5部はもろ「RPGの戦闘場面のBGM風」です。
スウェーデンのRPG戦闘場面音楽(YouTubeから)
2008年9月23日
アルヴェーンは、スウェーデン国民楽派を代表する作曲家。
 
ノルドローキアーナ(ノールローキアーナ)
Nordraakiana(1904)
ヨハン・スヴェンセン
Johan Svendsen(1840-1911)
ドラクエに使えそう的な…。
交響組曲「ドラゴンクエスト」の中に紛れ込ませても全く違和感無し!!
第5曲「オーラヴ・トリグヴァソン」は、ラスボス音楽っぽい。
 
同曲は、グリーグの音楽の方向性に多大な影響を与えた、
リカルド・ノルドローク(ノールローク)の作品を、
ハルヴォシェンが5曲による管弦楽組曲に編曲したもの。
 
結婚行進曲
Häämarssi(1908)
トイヴォ・クーラ
Toivo Kuula(1883-1918)
初期のドラゴンクエストに、
似た様なメロディのBGMがあった様な…。
「ピアノのための3つの小品」の第2曲ですが、
彼自身の手による管弦楽版があり、
FINLANDIAからCDが出ていますが、
YouTubeに出ていないのが残念!!
KKCC-4106, FACD906.jpg
フィンランド管弦楽作品集
SUOMALAISIA ORKESTERISÄVELLYKSIÄ
【KKCC-4106, FACD906】
 
クーラは、シベリウス以降のフィンランド音楽黄金期に活躍した、
国民楽派の作曲家の一人。
血気にはやる性格が仇となり、
フィンランド内戦の白軍戦勝祝賀会に於いて、
「誰が戦勝に功績があったか?」の議論に勇んで混ざり、
酒に酔った狙撃兵に口論を仕向けられ
頭部を撃ち抜かれ殺害されるという痛ましい最期を遂げた…。
 
交響曲第1番 ハ短調
Sümfoonia nr. 1 c-moll(1944)
カリヨ・ライト(ライド)
Kaljo Raid(1922-2005)
全3楽章。
第1楽章は、宇宙戦争映画のBGM風。
第2楽章は、大空を雄大に飛ぶ勇者たち一行のBGM風。
第3楽章は、RPGのラスボスのもとへ向う途中の場面から、
ラスボスとの最後の戦いの場面?
冒険映画のクライマックスのBGM風でもある。
最後はバッドエンド風ですけど。
 
故国エストニアがドイツ占領期からソビエト侵略の混乱期の作品であり、
その状況が作品に反映されているのでしょうか?
 
交響曲第3番 ヘ長調
Sinfonia III F-duuri(1906-1907)
エルッキ・グスタフ・メラルティン
Erkki Gustaf Melartin(1875-1937)
交響曲第1、2番と同様に、RPG、冒険映画風。
第1楽章が主に「勇者が荒野をひた歩く場面のBGM」な雰囲気。
「村人たちの陽気な踊り」とでもいう様な明るい旋律もでてきます。
 
その他の交響曲は以下の雰囲気。
第1番―RPG、冒険映画風。
第2番―RPG、冒険映画風。
第4番―森と魔法と妖精物語(童話)映画風。
第5番―ロボットアニメ風、童話映画風、子守唄風。
第6番―怪獣映画風。
 
ヒーロー風
Heroic Classical Music!
 
Bryder Baner, Bolde Brødre For Kongebanrets Sejr!
オペラ「リーモルのトゥーラ」(2幕)より
Thora paa Rimol (opera i to akter) (1894)
ヤルマル・ボルグストレム
Hjalmar Borgstrøm(1864-1925)
題名の翻訳を試みましたが、完全とはいかず。
「厄介な殺害者、王の勝利に勇敢な兄弟!」
という訳であってますか?
昨年度のこどもの日の記事でも紹介済です(但し、違う映像です)。
 
作曲から1世紀以上も埋もれていたが、2002年に蘇演。
ボルグストレムは、ハルヴォシェンや、
アイヴィン・アルネス(Eyvind Alnæs)らと同様に、
スヴェンセン、グリーグ以降のノルウェー音楽界を担った一人。
 
オペラの内容ですが、
オーラヴ・トリュッグヴァソン(トリグヴァソン)と、トゥーラの物語。
トーレル・クラッカ(Thorer Klakka)がモデルらしい?
 
Wikipediaによると、995年、ソーラー・クラッカは、
ハーコン・ヤールの命令で、オーラヴのいるというアイルランドに赴くも、
オーラヴと知り合いになると、彼にノルウェーの現状を告げる。
ハーコンは行状の悪辣さによって人望が失われていると。
 
それを聞いたオーラヴは、ノルウェーに向けて出航。
ハーコンは、豚小屋に掘った穴に奴隷で友人のカルクと共に隠れるが、
豚小屋のすぐ外でオーラヴが集まった者たちに対し、
ハーコンを殺した者には賞金を遣わす事を約束する旨伝える。
 
それを二人は聞いていた。
ハーコンは、カルクが裏切らないか不安だったが、
睡魔には勝てず寝てしまい、案の定寝首を掻かれてしまう。
カルクはハーコンの首をオーラヴに差し出すが、
そのカルクもオーラヴに首を切られてしまう。
裏切る奴は信用ならないという事でしょうか?
王位に就く - オーラヴ1世 (ノルウェー王) - Wikipedia
 
交響曲第1番 ロ短調
Symfoni nr 1 i h-moll(1909-1911, 1913)
クット・マグヌス・アッテルベリ
Kurt Magnus Atterberg(1887-1974)
第4楽章の3分程の序奏(Adagio)の後の、
アッレグロ・エネルジーコ(Allegro energico)(32:07~)が、
菊池俊輔、渡辺宙明ばりの1970年代ヒーローソング風メロディです。
 
第3楽章(Presto)も、ヒーロー風というか、
冒険映画の緊張感溢れるBGM風です。
 
アッテルベリは他にも、
交響曲第4、6、7、8番、ヴェルムランド狂詩曲などで、
1970年代ヒーロー風メロディを出しています。
 
オペラ「パリア」より「序曲」
Uwertura do opery "Paria"(1859-1869)
スタニスワフ・モニューシュコ
Stanisław Moniuszko(1819-1872)
昨年のオーケストラ《エクセルシス》で、
モニューシコの「パリア」序曲が演奏されたのですが、
その版は、当時YouTubeに出ていたものと内容がちょっと違います。
 
オリンピアの
Stanisław Moniuszko_OCD 386.jpg
モニューシュコ オペラ序曲集
Stanisław Moniuszko, Opera Overtures
【OCD 386】
というアルバムに収録されているものと同じです。
オリンピアやエクセルシスの版の方がよりヒーロー度高めです。
 
細かい部分で色々と異なったりしていますが、
大きく盛り上がっている部分で
ヴァイオリンを受けてのトランペットの高らかな5連音が、
当時YouTubeに出ていた版では無かったのが大きい。
 
どうして異なる版があるのかは不明。
デンマークのオペラ、ハイセの「王と代官」序曲も、
単体のものとオペラに続いているものとで異なります。
 
が、最近、エクセルシスが演奏した、
オリンピアに収録されているものと同じ版の演奏が、
YouTubeにやっと出たので、ここに貼りつけます。
 
アイルランド交響曲
An Irish Symphony(1904, 1915, 1924)
サー・ハーバート・ハミルトン・ハーティ
Sir Herbert Hamilton Harty(1879-1941)
第一楽章冒頭の1970年代ヒーロー風メロディは、
伝承曲「復讐と栄光」(Avenging and bright)にもとづく。
アニメ風の第二楽章は、
「黒苺の花」(Blackberry Blossom)
「別れたあの娘」(The Girl I Left Behind Me)
にもとづく。
 
ハーティは、ハレ管弦楽団の指揮者として知られていますが、
アイルランド国民楽派とでも言うべき華麗な作風の作品は、
もっと知られて良いと思います。
 
Classicaloid.jpg
クラシカロイド コンプリート DVD-BOX (全25話,625分) アニメ [DVD] - アマゾン
そういえば、昨年に
クラシカロイド
Classicaloid
なるアニメの存在を知りました。
 
詳細はWikiなどをご覧戴きたいのですが、
何で知ったのかというと、
多分「クラシック音楽 アニメ」で検索したからだと思います。
 
それでは長々と失礼いたしました。

《転載終了》

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