【漫画】ネコとタヌキ、漫画と実物の違いが気になる!! - 絵随筆その11

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2019年4月1日

《転載開始》

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画材:製図ペン・アクリル絵具・同人漫画用原稿用紙(A4)
完成:2019年3月26日(修正:3月29日)


ナレーション : マンガのネコは やたらと世話焼き系が多い印象だが…
しかるねこ : 保守愛国を名乗りながら
外資に日本の大切な安全権利を売り渡す政治家は
保身売国を名乗りなさーい!
(一度言わせてみたかった…)
のび太 : あのね そんでね
ドラえもん : んもう しょうがないなあ…

ナレーション : 実際はあまり そういうキャラじゃない気がする
: ウニャニャニャニャニャニャ!(俺と仕事 どっち取るんだ!?)
: お~い 仕事遅れるだろ!

ナレーション : 実物のたぬきとマンガのたぬきが違うのは
割と話題になってるけど…

ナレーション : その間違ったたぬきを
一番最初に描いたのが誰なのかが気になる…

(了)

前から思っていた事をやっと形にできました!!

漫画で猫が描かれる場合、
例えばドラえもんみたいな世話焼きだったり、
学習漫画で何かを解説する博士だったりと、
何か人間の役に立つ事をしてくれたりする事が多い気がします。

でも、実際の猫は、気まぐれ、わがまま、のんびり屋という感じで、
漫画に描かれる猫とはえらい違う印象。

世話焼き系といえば、
どちらかというと「犬」ではないかと思います。
つまり、漫画の世界では、
犬の役割を猫が担っている場合が多い気がする。

念のため言っておきますが、
これは、良いとか悪いとか言っているのではありません。

「何でだろう?」と面白がっているだけですので。

多分、ビジュアル的に立つ、映えるからという、見た目の問題かも。
それでやたらと方々で猫キャラが多用されている気がします。

とりあえずネコを使っておけば人気?みたいな?

Twitterでも、政治系アカウントで猫アイコンを使っている人が少なくない。
中には、呟きの語尾に「にゃ」を使っていたりしている方もおられ。
つまり、猫にシビアな政治的主張をさせているという。
政治問題の世界でも猫は人気ですなあ…。

大体動物漫画って、
その動物が元々どういう性質かは大抵無視して描かれる事が多い気がする。

イヌとネコとネズミが普通に同居しているとか。

ライオンがリーダーで、ハイエナやドブネズミはならず者といった、
役割が固定化されている事が少なくない動物もいますが。

ちなみに、個体によっては性格に違いはあると思うので、
世話焼き系猫もいたりするのではないかと思います。

モミモミしてくれる猫とかいますもんね。

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実物のたぬきと漫画のたぬきの違いも何なんでしょうね?

最近もTwitterで誰かに紹介されてバズった「東京タヌキ探検隊!」様の
「実物タヌキと間違ったタヌキの比較図」は、
いつ頃かはあまり憶えていませんが、10年くらい前に、
何処かのまとめサイトで紹介されていてその時初めて見たのです。

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東京タヌキ探検隊! タヌキ?それともハクビシン?アライグマ?
※画像の引用にあたっては、
出典明記とリンクを貼る事を条件に許されている様ですが、
「無断転載禁止」という記述が見当たらないため特に連絡はしていません。


それを見て、更に内容を付け加えたくてずっとウズウズしていました。
服を着た狸(獣人のたぬき)が
何故かへそだしルックで描かれる事が多い謎。

でべそ問題については最近、Twitterで誰かが説を唱えていました。
雄狸の生殖器がデベソに見えたからではないかと。

狸はイヌ科ですけど、犬の雄の生殖器の様に露骨な形はしておらず、
デベソっぽいんですよね。

それにしても、
「間違ったたぬき」を一番最初に描いたのは誰なんでしょう?

絵にも描きましたが、
戦前(1933年)のアニメ「動絵狐狸達引」(うごきえこりのたてひき)
を候補の一つとして出しました。


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大石郁雄さんは、「ポン助の春」(1934年)というアニメでも、
でべそのたぬきを出しております。

アメリカのカートゥーンを意識してデフォルメするにあたり、
実物とは大きく異なるデザインをしてしまい、
それが後世に影響を与え固定化されてしまった、
という可能性を考えています。

でも、目の周りの黒が左右繋がっているたぬきの元祖は何なんでしょう?
そこまではちょっと分かりません。
どなたかご存知ですか?

間違ったたぬきの候補としては、「信楽焼」も考えています。

陰嚢が大きく描かれるのは江戸時代の浮世絵にもありますし、
「間違ったたぬき」は少なくとも江戸時代にはあったというのは
大変興味深いです。

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国芳(くによし) - 狸の川がり/狸の夕立 - 浮世絵販売 - 浮世絵ぎゃらりい秋華洞

例のステレオタイプに描かれたたぬきを幾つかご紹介いたします。
(フェチ要素強め注意!!)

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「おるすばんはいそがしい」
(作:かんなりまさこ 絵:塩田守男 ひかりのくに)

という絵本で、主人公の子だぬきは「たんた」くんという名前。
恐らく、「たんたんたぬきの金○は~」から来ていると思われ。
妹は「たんこ」ちゃんです。
間違ったたぬき描写は概ねしていませんが、へそだしです。
おへそがピンク色をしていますが、
いじくるのも程々にね(って勝手にそう決め付けてるし)。

塩田さんは、
「おへそはどこかなかえるくん」(作さくらともこ PHPわたしのえほん)
という絵本の絵も担当していますが、かなりフェチ要素強めに感じます。
ネット検索してみると、
その手の趣味の方々に凄く気に入られている様ですが、
絵本「おへそかえして!」(ひかりのくに)では作話も担当しており、
この方はへそに対するこだわりが強いのだろうか?
と思ってしまった次第です。

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おへそをかえして! - ヤフオク!

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「ブンタとタロキチ」(作:丘修三 絵:ひろかわさえこ 文研出版)
では、タロキチくんのみならず、そのお父さんもへそだしです。
往々にしてへそだしで描かれる事の多い狸獣人ですが、
ここでもバッチリ踏襲されています。
たぬきのお父さんもへそだしなので、
ケモおっさん好きにお薦めの絵本です!!
世の中広いもんで、その手のものがお好きな方がおられるんですよね。
ブンタとタロキチ/丘修三/作 ひろかわさえこ/絵 本・コミック - E-hon

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「ヤンボウ ニンボウ トンボウ 遊べあそべ!王子さまのだいぼうけん」
(原作:飯沢匡 理論社)

という絵本ですが、1990年代に放映されていたアニメの絵本化と思われ。
ヤンボウたちが訪れた狸の村の住人は、
普段着でもへそだしルックのたぬきがちらほら。
対立する狸村とバスケの試合をした時のユニフォームも全員へそだし。

トンボウもへそだしルックなので、デブケモショタ好きにもお薦め!!

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「ピーピーパラダイス」(霹霹乐翻天)
という中国のアニメのレギュラーキャラP蛋(ピータン)は、
時々腹チラする程度で普段からへそだしというわけではありません。
中国は、日本の漫画アニメの影響を絶大に受けている上、
狸自体日本原産という事もあってか、アニメで描かれる時は、
日本の漫画アニメの「ステレオタイプ狸」描写を
そのまま踏襲した描き方をされます。
ピーピーパラダイス(霹霹乐翻天)中国のアニメーション
2013年1月14日

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「おバカなネコ」(阿笨猫)
という中国アニメの
第26集中半『カラオケの真似』(仿真卡拉OK)
に出てくるタヌキなんかも、露骨にへそだしの上、
間違ったタヌキ描写に溢れています。

最後に、私が描いた狸っぽいキャラの漫画を出して
締め括らせていただきます。

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【漫画】犭夜太郎調査團(卷ノ肆)多ければイイってモンじゃない!!
2015年2月23日

オリジナルの妖怪漫画、
「犭夜太郎調査團」(ぬえたろうちょうさだん)
のレギュラーキャラの一人として位置づけている、
劣狸(おっとり)くんという、化狸族(ばけだぬぞく)の少年。

誰も彼の怒った所を見た事が無い程の優しい性格で、
人間に化ける事ができ、料理が得意中の得意、という設定。

やはり、典型的な狸獣人描写にまみれていますね(苦笑)。

というわけで、長々と失礼いたしました!!

【追記】2019/4/13
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「モテ福」番組公式さんのミクチャ動画 - タヌキオ(CV.島﨑信長)からミックスチャンネルの皆にご挨拶!
コレをうっかり出し忘れていました。

2013~2018年までテレビ埼玉で放映されていた、
トークバラエティ番組「モテ福」のレギュラーキャラ、タヌキオくん。

温泉旅館が舞台という設定で、タヌキオくんの役割は、宴会場シンガー!!
プレスリー風の恰好になったりします。

実は、初期はもっと違うデザインで、へそだしでも無かったですが、
その時の方がもっとプレスリー風でした。

《転載終了》