【イラスト】馬犬 (ばぬ) - 幻獣シリーズと、未完の過去絵

※タイトルでは「䭾」の文字が文字化けしてしまうので、
「馬犬」と打ち込みました。
本当は「馬」と「犬」の文字は合体しています。

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12413201474.html
2018年10月20日

《転載開始》

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䭾(ばぬ)
ドース ( Dorse = Dog + Horse )
画材:アクリル絵具・ケントボード(B4)
完成:2018年10月17日


1~3年ほど前、「いそうでいない生物」の一つとして、
犬と馬の中間の様な動物をデザインしたいと思っていたのですが、
中々しっくり行くデザインが出てこなくて、結局没にしていました。

来年にはグループ展を予定しているという事もあり、
キャンバスに描く絵画の方にも力を入れているので、
今年はブログ用に出すイラストのペースが減っている気がします。

なので、一つでも多く作品を作りたいという思いと、
犬と馬の中間生物をデザインしたいという
一時挫折していた思いの達成を目論んで、本作を制作しました。

結局は、非現実的生物(幻獣)要素が盛り込まれてしまったわけですけど。

背景も、岩石なので色はいいかなと思ったんですが、
こうして見ると、モノクロっぽく見えますね。
コレはコレでまあいいかな(妥協?)。

それはともかく、キャンバスの方の絵と、イラストの方と、
両輪を上手い具合に進められれば、と思います。

さて、この幻獣の名前「䭾」(ばぬ)についてですが、
例によって、元々あった文字に勝手な読みを与えています。

てか、ダメ元で「馬偏に犬」の字があるのかどうか検索してみた所、
本当にあって驚きました。

意味を説明しているサイトがあまり無いのですが、
ウィクショナリーというサイトによると、
「馱」(馬偏に大)の異体字で(こんな漢字もあったんだ)、
「のせる」を意味するそうです。
音読みは「だ」「だい」(呉音)「た」「たい」(漢音)。
䭾 - Wiktionary

英語の名前も考えていて、 Dog と Horse を組み合わせて、
Dorse (ドース) と名付けました。
この言葉、他で使って無いよね(敢えて検索しない)?

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オリジナル妖怪絵第1号(仮称)
画材:鉛筆・ケントボード(B2)
制作:2001年(未完)


オリジナルにこだわる所は子どもの頃からあったと思います。
と同時にパロディも好きでした。

私は、画風的にはあまりオリジナリティが出ていないと
自覚しているのですが(藤子不二雄の傍系という意識)、
だからこそパロディものを割りと多く手掛けたりするわけで。

でも内容に関しては、オリジナリティに強くこだわり、
パクりはプライドが許さないので絶対したくない考えです。

何だか矛盾している様に聞こえるかも知れませんが、
パロディはするけどパクりはしないという。

以前は、人とネタが被る事を凄く嫌がっていました。
実際に、某氏と内容が偶然被る事が多かったです。

でも今では、割と大らかな心を持つ事が出来る様になり、
一々人とネタ被りしているかどうか調べるとかしないし、
もし被っていたとしても、ネタとして楽しむ感じです。

話を元に戻しますが、
水木しげるの妖怪絵のパロディを描くのが本作の目的でした。

見るからに水木しげるの妖怪絵ですけど、
描かれている妖怪は私の創作したオリジナルという。

所が、技術的問題や集中力の続かなさ(ADHDと思われる)、
絵描きとしての調子の悪さ
(思い通りに描けない、完成した状態をざっくりとでも想像できない)
などの理由により、鉛筆による下書きのまま未完成です。

当時は、未完成のまま放置した作品が山の様にありましたね。
形にすらできず頭の中にしまったままのネタも。

最近この絵を部屋で発見したので、妖怪好きの方に見せた所、
「完成させないのですか?」と言われました(当然ですよね)。

完成させたい所ですが、何年も放置していたせいか、
茶色のシミ(古本とかによく出てくるポツポツ)が幾つか発生しているので、
どうしようか思案中です(サイズも大きいですし)。

このオリジナル妖怪絵シリーズは一旦挫折したものの、
2009年に再び「オリジナル妖怪をデザインしたい」
という欲望が湧き上がり、犭夜太郎(ぬえたろう)の誕生と相成りました。

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鬼目羅の鵺太郎(1)『液体石』(Liquid Stone, the first half)前半
2009年6月20日

そしてこれが現在の犭夜太郎です。
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【イラスト】妖怪探偵犭夜太郎(ようかいたんてい ぬえたろう)
2018年3月1日

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スーラの点描画法によるウイルス(仮称)
画材:アクリル絵具・ケントボード(B2)
制作:2000年前後(破棄)


当時は、思いつきレベルのものも含め、
やたらとアイデアが浮かんできていました。
(今もそうですが)

その割には、集中力が続かなくて大半が未完成。
未完成が多かった理由には、集中力の続かなさの他にも、
アクリル絵具用として売られている筆の穂先が直ぐに反ってしまって
使い物にならなくなるからというのもありました。
これには制作意欲がかなり削がれました。

アクリル絵具用として書道や日本画用の筆は長く使えるのですが、
もっと早くからそれが分かっていたら、
もっと描けていたかも知れないと思っています。

本作は実にくだらない作品ですが、未完の理由としては、
電子顕微鏡写真に写し出されるウイルスの影の付き方を
きちんと把握せずに描いてしまったためです。

実際に電子顕微鏡の画像をご覧になれば分かりますが、
ウイルスの中心部は暗く写り、
輪郭に近くなるに従って明るくなります。

描いている途中でその事が分かったのですが、
何分点描法ですから、描き直しにはえらく時間と忍耐が必要なわけで、
集中力の続かなかった当時の私には、描き直すのは酷でした。

またこの作品は、最近破棄しました。
内容のくだらなさの他に、
古い作品なので茶色のシミが幾つも発生していました。
なので、この作品は今はもう存在しません。

勿体無い気もするんですけど、
最近は割と踏ん切り付く様になりました。

要領の恐ろしく悪かった子どもの頃や若い頃は、
何でも取って置いて家族を困らせていましたねェ。

そんなわけで、来年の展覧会に向けて頑張りたいと思います!!
(ブログ用のイラストの方も)

《転載終了》