ネズミの鼓笛隊長(1994)

画像


Leader of the Fife and drum Corps
おとぎの森の会心の一撃シリーズ
画材:アクリル・ケント紙(B5)
完成:1994年10月1日


解説は、ココからコピペ↓
http://genmaisaishoku72.blog.fc2.com/blog-category-18.html

私は、建前や偽善溢れるこの世の中がとても嫌で、
それを象徴的に皮肉る絵を若い頃から描いていました。

10代半ば頃から、「可愛い」と「エログロ」
の組み合わせというミスマッチを愉しむ事をしていました。


異郷送り(デペイズマン:dépaysement)
の発想を自力で思いついていたわけです。

偽善を、ミスマッチな絵として象徴的に描いて皮肉る事で、
憂さを晴らしていた感じです。

その中の一つが、この絵です。

とあるディズニー系の人が描いた鼡の絵を見た事が切っ掛けで、
この絵を描きました。

その鼡自体が商標登録されているのかどうかは不明ですが、
少なくとも私は、ディズニーを意識した絵を描いたものの、
既存のキャラクターは描いていません。

つまり、ディズニーを意識した画風による、
オリジナルキャラクターなのです。

なので、著作権には抵触しません。

内容についてですが、
股間を倫理マークで隠しています。

これは、動物漫画というファンシーな世界に、
リアリズムをぶつけるというミスマッチです。

往々にして動物漫画のキャラクターは、下半身裸であったり、
全裸であったり、きちんと服を着ていたりなど、
人間に比べて服装の自由度が比較にならない位高いです。

また、谷岡ヤスジなどの一部の例外を除いて、
基本的には、性器が描かれません。
それどころか、肛門すらも描かれない場合が多い。


それに、リアリズムや、ファンシー世界ではご法度である
性的な内容をぶつける事で、皮肉っています。

それから、“倫理札”の下には、実は性器が描かれているのだろうか?
みたいに考えるのも面白いかも知れません。
ルネ・マグリット(René Magritte)の
『人間の条件』(La Condition Humaine)みたいに。

因みに、
「絵本や漫画等の動物キャラクターを、
そのまま人間にしたらどうなるか?」
という絵を描いた事もあります。

いずれ弊ブログに出す予定です。
(※弊ブログでは既に紹介済み)
http://yodobashi-5-18-1.at.webry.info/201204/article_1.html



『おとぎの森の会心の一撃シリーズ』
というサブタイトルの意味ですが、
画家としての高い才能を有し、
将来を期待されていたものの、
精神に異常をきたして父親を殺害したために、
その後の生涯を精神病院で過ごした、
リチャード・ダッド(Richard Dadd)
という画家の代表作である、
『お伽の樵の会心の一撃』1855–64年
(The Fairy Feller's Master-Stroke)

に引っ掛けました。

今では単純に、
『悪趣味マスコットシリーズ』
『かわいいへんたい(可愛い変態)シリーズ』

等と呼ぶ事が多いです。
その方が分かりやすいからです。



実は、最近こういったものを知りました↓

ウォリー・ウッド(Wally Wood)という漫画家による
『ディズニーランド記念乱交パーティー』1967年
(The Disneyland Memorial Orgy)

という諷刺的作品が存在すること。
http://e-smart.shop-pro.jp/?pid=46765522
http://www.visualnews.com/2010/11/06/disneyland-memorial-orgy/

それから、「ディズニーのサブリミナル疑惑」というのもあり、
「ディズニー サブリミナル」「Disney subliminal messages」
で検索すると、関連情報がでてきます。
http://quicklol.com/disney-subliminal-messages-collection/
http://www.youtube.com/watch?v=aFBSEibIi8w

純真無垢というイメージに包まれていますが、
実は違うのではないか?という疑惑。